プロビジョニングのための Red Hat Ansible Automation Platform

インフラストラクチャ・プロビジョニングの自動化は、アプリケーションの運用ライフサイクルを自動化するための最初のステップです。

Red Hat® Ansible® Automation Platform は、従来のサーバーから最新のサーバーレス環境や Function-as-a-Service 環境まで、クラウドプラットフォーム、仮想化ホストとハイパーバイザー、アプリケーション、ネットワークデバイス、ベアメタルサーバーをプロビジョニングできます。さらに、これらのデプロイされたノードをストレージに接続したり、ロードバランサーに追加したり、セキュリティのためにパッチ適用をしたり、別のチームが実行するその他の運用タスクを実行したりすることができます。

Ansible Automation Platform は、インフラストラクチャのデプロイと接続を行うプロセスパイプラインの単一のプラットフォームであり、インフラストラクチャのデプロイと日々の管理を単純化します。

Open Answers：プロビジョニングとは動画の再生時間：1:10

インフラストラクチャ・プラットフォーム全体でのプロビジョニング

仮想化プラットフォームやクラウド・プラットフォームの下にはベアメタルがあり、状況によってはベアメタルのプロビジョニングが必要となることもあります。Ansible Automation Platform は、多くのデータセンター管理ツールと統合でき、必要なプロビジョニングの手順を呼び出し、実行します。

ハイパーバイザーから仮想ストレージ、仮想ネットワークまで、Ansible Automation Platform を使用することでクロスプラットフォーム管理のエクスペリエンスを単純化できます。利用可能な統合オプションが豊富にあり、多様な環境を管理するための柔軟性と選択肢を備えています。

Ansible のネットワーク自動化機能により、物理ネットワークデバイスの継続的なコンプライアンスを設定、検証、確保できます。Ansible Automation Platform はマルチベンダー環境に簡単にプロビジョニングでき、多くの場合、手作業のプロセスの代わりとなります。

Ansible Automation Platform はインフラストラクチャのストレージをプロビジョニングおよび管理します。ソフトウェア・デファインド・ストレージ、クラウドベースのストレージ、ハードウェアのストレージ・アプライアンスのどれであっても、Ansible の共通で強力な言語からメリットを得られるモジュールを見つけることができます。

Ansible Automation Platform には、メジャーなパブリッククラウド・プラットフォームのサービスをサポートする数百のモジュールが含まれています。コンピュート、ストレージ、ネットワーキングの各モジュールにより、Playbook はこれらのサービスを直接プロビジョニングできます。Ansible は、他の一般的なプロビジョニングツールのオーケストレーターとして機能できます。

OpenStack® プライベートクラウドのデプロイ、設定、オーケストレーションを最も簡単に行う方法の 1 つは、Ansible Automation Platform を使用することです。インフラストラクチャのプロビジョニング、サービスやアプリケーションのインストール、コンピューティングホストの追加などに利用できます。

自動化を一元化する

Automation controller は、IT 自動化を拡張し、複雑なデプロイメントを管理し、生産性を向上させます。ビジュアル・ダッシュボード、ロールベースのアクセス制御、ジョブのスケジューリング、統合された通知、グラフィカルなインベントリー管理により IT インフラストラクチャを一元的に制御できます。Automation controller の REST API と CLI により、既存のツールやプロセスに簡単に組み込むことができます。