EX316

Red Hat 認定スペシャリスト - OpenShift Virtualization - (EX316)

概要

関連特典

この試験は Managing Virtual Machines with Red Hat OpenShift Virtualization + 認定試験 (DO317) バンドルの一部です。このバンドルは、2024 年 8 月 31 日まで、現地の MSRP から 70% オフで利用できます。この特典を受け取るには、[今すぐ始める] をクリックしてバンドルページで購入手続きを行い、このコースの自習バージョンと試験を選択してください。割引は、購入手続き時に対象オファリングの現地 MSRP に適用されます。この特典は、他の特典または割引と併用できません。

試験の説明

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - OpenShift Virtualization - (EX316) は、Red Hat OpenShift Container Platform 環境で Red Hat OpenShift Virtualization Operator を使用して仮想マシンを計画、デプロイ、管理するための知識、スキル、能力をテストします。

この試験に合格すると、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA®) を取得する際の前提条件にもなる Red Hat 認定スペシャリスト - OpenShift Virtualization を取得できます。

この試験に設定された内容は、利用できる最新の Red Hat 製品バージョンに基づいています。[詳細はこちら] をクリックして、購入できる試験の利用可能なすべてのバージョンをご確認ください。

この試験に関連するスキルと知識は、OpenShift のセルフマネージド版と、Red Hat OpenShift on AWS (ROSA) や Azure Red Hat OpenShift などのマネージドサービス版の両方に適用できます。

試験の対象者

  • OpenShift クラスタの下でプロダクショングレードの仮想マシンを計画、設計、実装すると同時に、これらの仮想マシンの企業基準への準拠を確保することに重点的に取り組んでいるサイト信頼性エンジニア (SRE)、クラスタエンジニア、システム管理者、クラウド管理者、またはクラウドエンジニア

このコースの前提条件

試験の内容

試験の学習ポイント

以下に、試験の主な作業領域を示しますので、試験の準備にご活用ください。Red Hat は、認定試験の内容を追加、変更、削除する権利を留保します。変更する場合は、事前にお知らせいたします。

受験者には、以下の作業を行う能力が必要です。

  • OpenShift Virtualization Operator のデプロイ
    • Red Hat OpenShift Virtualization コンポーネントの仕組みを理解する
    • Red Hat OpenShift Container Platform Operator Lifecycle Manager を使用して Red Hat OpenShift Virtualization Operator をデプロイする
  • 仮想マシンの実行とアクセス
    • Red Hat OpenShift Virtualization Operator を使用して仮想マシンをプロビジョニングする方法を理解する
    • Web インタフェースまたはコマンドライン・インタフェースから仮想マシンを管理する
    • 異なるユーザーに異なる仮想マシンリソースへのアクセスを許可する
  • 仮想マシン用に Kubernetes ネットワークを設定する
    • Kubernetes SDN での仮想マシン通信について理解する
    • 仮想マシンの ClusterIP サービスとネットワークポリシーを作成する
    • 仮想マシンの外部アクセスを設定する
  • 仮想マシンを外部ネットワークに接続する
    • Multus CNI プラグインとユースケースを理解する
    • NMstate Operator と Multus を使用して、マルチホームノードと仮想マシンを構成する
  • 仮想マシン用に Kubernetes ストレージを設定する
    • 永続的な仮想マシンストレージに適切なサービスを設定する
    • 仮想マシンにディスクを接続する
    • 仮想マシンからディスクを接続解除する
    • Multus を使用して仮想マシンを外部ストレージに接続する
  • 仮想マシンテンプレートの管理
    • 事前設定済みのテンプレートを使用および変更して、仮想マシンをプロビジョニングする
    • カスタムテンプレートを生成して仮想マシンをプロビジョニングする
    • テンプレートで cloud-init を管理し、アクセス資格情報、リポジトリを追加し、任意のコマンドを実行する
  • 仮想マシンのスナップショットの管理
    • 仮想マシンのスナップショットを作成および管理する方法を理解する
    • VM のスナップショットを作成する
    • スナップショットから VM を復元する
  • 仮想マシンのクローンを作成する
    • クローン作成のために仮想マシンを準備する
    • OpenShift Web コンソールを使用して仮想マシンのクローンを作成する
    • データボリュームを使用して仮想マシンのディスクのクローンを作成する
  • 仮想マシンのライブマイグレーションの実行
    • 仮想マシンのライブマイグレーションの制限事項を理解する
    • 特定のノードに対するアフィニティを持つように仮想マシンを設定する
    • 仮想マシンの移行を開始、監視、キャンセルする方法を理解する
  • ノードのメンテナンスと OpenShift Virtualization の更新の実行
    • ノードのメンテナンスリソースの設定
    • CLI を使用してノードのメンテナンスの準備をする
    • メンテナンスモードに設定できるようノードを適切にドレインする
  • Kubernetes ネットワークリソースを使用して仮想マシンの負荷分散を管理する
    • Kubernetes ネットワークリソースを使用して仮想マシンの負荷分散を構成する
    • NodePort タイプのサービスの作成および設定する
    • カスタマイズされたルートを作成して汎用サービスを公開する
  • 仮想マシンの正常性プローブの構成
    • 実行戦略パラメーターの設定と更新を行う
    • 仮想マシンとそのサービスの健全性と応答性を監視するように健全性プローブとウォッチドッグデバイスを設定する
  • ノードの障害に備えて仮想マシンを準備する
    • クラスターノードの損失を乗り切るために使用するエビクション戦略を決定する
    • ノードセレクタ、アフィニティ、アンチアフィニティ、容認、テイントの使用方法を理解する
    • 仮想マシンのアプリケーションとノードにウォッチドッグモニタリングとヘルスチェックを使用する

知っておくべきこと

準備

Red Hat では、この試験の準備として、Managing Virtual Machines with Red Hat OpenShift Virtualization (DO316) の受講を検討することをお勧めします。コースを受講することは必須ではなく、試験のみを受けることもできます。

Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。

Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されていますが、Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公認していません。とはいえ、そのような追加情報は理解を深めるのに役立つことがあります。

試験の形式

この試験は 1 つのセクションで構成され、所要時間は 4 時間です。この試験は、Red Hat OpenShift Virtualization Operator と OpenShift Container Platform クラスタに仮想マシンを実装する能力を評価する実技試験です。受験者は大規模な環境で想定されるタスクに類似した多数のルーチンタスクを遂行し、それらのタスクが特定の客観的基準を満たしているかどうかが評価されます。試験中、受験者はインターネットにアクセスすることはできず、資料や電子文書を持ち込むことも許可されません。ノートや書籍、その他の資料も持ち込めません。大半の試験では、製品に付属のドキュメントを試験中に使用できます。

試験結果と通知方法

試験の正式な結果は、Red Hat Certification Central から送付されます。試験官やトレーニングパートナーが受験生に直接結果を報告することは認められていません。通常、試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。

試験結果には合計得点のみ記載され、個々の項目ごとの成績は通知されません。また、それに関するお問い合わせには回答しかねますので、あらかじめご了承ください。

対象者と前提条件

試験の対象者

  • OpenShift クラスタで本番稼働レベルの仮想マシンの計画、設計、実装に注力し、同時にこれらの仮想マシンが会社の基準に準拠していることを確認する必要があるサイト信頼性エンジニア (SRE)、クラスタエンジニア、システム管理者、クラウド管理者、またはクラウドエンジニア。

この試験の前提条件