Co.Lab ワークショップは Red Hat や独立した教育者による対面あるいはバーチャルでの指導の下で実施されますが、いずれの形態でも、問題解決のためにコラボレーションする方法を学生に教え、貢献として彼らの知識を他の人と共有するという統一された目的があります。また、教師と保護者が独自のワークショップを主催できるようにすることは、お客様、開発者、パートナー企業の架け橋となり、オープンソースのちからで優れたテクノロジーを創り出すという Red Hat の使命の推進にもつながります。
独自の Co.Lab ワークショップを構築することは、オープンソース・ハードウェアを使用して問題解決のために協力することで生まれる計り知れない力を子供たちに教えるためのユニークな方法であり、自分の側での計画はさほど必要ありません。DIY (do-it-yourself) キットと一連のガイドラインがあれば、生徒が他の人と一緒に知識を学び、創造し、共有できるようにするインタラクティブなイベントをすばやく構築できます。
まず Co.Lab キットを見てみるワークショップを主催するのは簡単です。各キットにはプロジェクトの概要、手順説明、さまざまなチェックリスト、実験に関するハウツービデオが用意されているので、自分で一通り実践してみることができます。一度キットを組み立ててテストを行えば、あとは同じことを生徒に説明して指導するだけです。開始にあたっては、次のチェックリストを活用してください。
実際、Co.Lab は、2017 年にボストンで開催された数日間のイベントから始まりました。参加者は Raspberry Pi デジタルカメラの作成とプログラミングを行い、街中でそれらのカメラを使ってある詩の一節を表す画像を記録しました。それ以来、ニューヨークからコロラド、ミネアポリス、マドリード、ロンドン、ブエノスアイレスと世界中を巡ってワークショップを開催し、人々が協力して問題を解決したときに起こる素晴らしいことの数々を生徒たちに体験してもらっています。
ニューヨーク州アストリア
コロンビア、ボゴタ
マサチューセッツ州ボストン
コロラド州ボルダー
チェコ共和国、ブルノ
アルゼンチン、ブエノスアイレス
イリノイ州シカゴ
アラブ首長国連邦、ドバイ
ドイツ
テキサス州ヒューストン
インド、カダパ
英国ロンドン
ウィスコンシン州ミルウォーキー
ミネソタ州ミネアポリス
ニューヨーク州ニューヨーク
ノースカロライナ州ローリー
チリ、サンチアゴ
ワシントン州シアトル
韓国、ソウル
スペイン
ワシントン DC
プログラムの開始以来、Co.Lab は世界中の生徒にリーチし、オープンソースを介したコラボレーションの力を実証しています。最近実施したワークショップの一部をご紹介します。
全米各地の生徒たちが、毎年恒例のボランティアの日に、銅テープ、LED、コイン電池を使用して光を発するグリーティングカードを作りました。また、学んだことを他の人と共有できるように追加の LED カードが与えられました。
I.E.S. Adolfo Suárez 公立学校の女子生徒は、コラボレーションとオープン・テクノロジーを使用してロボット車両をプログラミングし作成しました。
この対面式のワークショップでは、フランクリン中学校の生徒が銅テープとマイクロコントローラーで紙回路と特殊効果を作成し、光、音、動き、アートを使用して作家ローレン・サベルによる物語を生き生きと表現しました。
過去のワークショップの写真を見るcolab@redhat.com で Co.Lab チームにご連絡ください。
オープンソースとは何か、また、コミュニティからエンタープライズにつながる Red Hat の開発モデルについて説明します。オープン・オーガニゼーションの魅力をご覧ください。
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